宝くじ助成金を活用したテントの購入方法

自治会・町内会で活動されており、現在ワンタッチテントの購入を検討中の皆さま。
実は「宝くじの収益金」を活用して、自治体の補助金を通じて
ほぼ自己負担なしでテントが購入できることをご存知ですか？

宝くじ助成金（コミュニティ助成事業）は、宝くじの収益を利用して地域のコミュニティ活動を支援するための取り組みです。
宝くじの収益を財源とする社会貢献広報事業のひとつとして、一般財団法人自治総合センターによって運営されています。

ここでは、その【宝くじ助成金（コミュニティ助成事業）】の内容と
実際の購入までの流れを、できるだけわかりやすくまとめました。

1.助成対象となる団体とは？

基本的には、以下のような地域密着の団体が対象です。

補足：
法人格がなくても申請できますが、団体としての規約や活動実績、年間事業計画などが必要です。
活動内容が「地域のつながり」や「防災・交流」に関係していることが重要です。

 2.どれくらいの金額がもらえるの？

1件あたり 100万円～250万円 の範囲で助成されます（10万円未満切り捨て）。
例年多いのは 150万円前後 の申請が通りやすい印象です。

補足：
対象になる費用の「合計額」から助成額が決まります。
もしテント代が100万円を超えた場合、差額は自己負担となることもあります。事前に見積書を作成しておくとスムーズです。

3.助成の対象になる製品

次のような製品が対象となります。

補足：
名入れや宝くじマークは「必須条件」です。
これがないと対象外となるため、必ず見積もり段階で入れておきましょう。

4.実際の申請の流れ

1. 地元の市区町村役場に相談し、要項をもらう

2. 必要書類を準備（団体の概要、活動計画、見積書など）

3. 市区町村が取りまとめ → 都道府県 → 自治総合センターへ提出

4. 採択通知が来たら購入・納品 → 完了報告

補足：
この申請は地域単位で調整されるため、希望しても「年度内に枠がいっぱい」なケースもあります。
毎年 秋～年末頃に募集開始 → 翌年度4月以降に購入、というスケジュール感が一般的です。

助成申請は、市から県を経由して自治総合センターへ提出する必要があります。

コミュニティ助成事業の実施要綱や実施状況や
宝くじ社会貢献広報表示に関するデザインマニュアル・デザインダウンロード等の詳細は
一般財団法人自治総合センターのウェブサイトをご確認ください。

詳細は「一般財団法人 自治総合センター」の公式サイトで確認できます。
https://www.jichi-sogo.jp/

※申請すれば必ず助成されるものではありません。
そのため必ず助成決定を受けてから、事業実施してください。

注意事項

補足：
特に納品時には「名入れがあるか」「宝くじマークが入っているか」「見積通りの仕様か」を
写真付きで報告する必要があります。
念のため、写真撮影→完了報告提出まで相談しておくと安心です。

よくある質問

Q. どんなテントでもOKですか？
A. 地域イベント、防災、交流の場に活用されるものが対象です。簡易なワンタッチテントでも条件を満たせば可。

Q. 宝くじマークのデザインはどんな感じ？
A. 通常はテント側面に「宝くじ助成事業」の文字とマークが入ります（デザインは自治体に確認を）。

Q. 買ったあとはどう使えばいいの？
A. 助成金で購入したテントは地域内で共有される「公共物」として扱われます。個人や商用利用は避けましょう。

まとめ

宝くじ助成金は、地域での活動に役立つ備品を購入できる貴重な機会です。
少し手続きは手間ですが、費用を抑えて、しっかりしたテントを導入できるメリットは大きいです。

なお詳しい内容は、お近くの役所にお問い合わせいただくか
一般財団法人自治総合センターのホームページをご覧ください。

ご希望に合わせて、助成金に対応した見積書の作成や仕様の提案も可能です。
導入を検討している方、まずはお気軽にアイテントまでご相談ください！