運動会のイベントテントには突風・強風対策が必須!
運動会では暑さ対策としてイベントテントの持ち込みを許可している学校が増えています。イベントテントを使うことで、日差しや雨から守られるので非常に過ごしやすくなりますが、設置する際には気配りを忘れてはいけません。同時にイベントテントによって周りの人や物が怪我や壊れないかも考慮しましょう。
運動会でイベントテントが壊れたり、怪我をさせてしまったりする原因として、風によるところが多くなっていることはご存知でしょうか? イベントテントを設置する際には風対策は必須となっています。
イベントテントは軽く簡単に設営が出来るという大きなメリットの反面、風には弱く対策が必要というデメリットもございます。そのため、今回は運動会で知っておきたい風対策の方法を紹介したいと思います。
イベントテントは風の力を受けやすい!
<画像出典:flickr by William Beutler https://bit.ly/31aaZxN >
イベントテントが風によって故障や事故を起こす理由がわからない方もいると思いますので、簡単に解説いたします。まず、イベントテントはに天幕の面積が大きく風の影響を受けやすくなっているので強風が吹くとイベントテントは耐えられません。特にイベントテントの天幕や側面の壁に風が当たり、力がかかってしまうことが原因で、突風が吹けばイベントテントは吹き飛ばされることもあります。
例えば、イベントテントは三方向が囲まれているタイプも多いので、風によって大きく揺れ、フレームが壊れることが容易に想像できます。また、イベントテントやパイプテントは天幕がしっかりしている分、風が当たると天幕とフレームが一緒に吹き飛ばされてしまうこともあるのです。
イベントテントが飛ばされると地面にぶつかって折れたり、天幕が破れたりすることもあります。中でも一番怖いことが、風で飛んだイベントテントが人に当たり怪我をしてしまうことです。
運動会で強風が吹き、イベントテントが飛ばされるニュース映像を見たことがありませんか?このようにイベントテントが飛ばされてしまえば、運動会は最悪の思い出になってしまいます。
イベントテントが重いからと安心してはいけない理由
<画像出典:flickr by KOMUnews https://bit.ly/3kS9jAR >
イベントテントやパイプテントは、頑丈で重量もあるので、風によって飛ぶことがなく、あまり気にする必要はないと考える人もいらっしゃるかもしれませんが、実際には違います。
風の力は思っている以上に強く、イベントテントだけの重さであれば、強風下で使おうものなら簡単に吹き飛ばされてしまいます。やはり、自然の力にはかないません。仮にイベントテントが風で飛ばされて、事故が起きなくても、イベントテントが壊れることに繋がり、実際にイベントテントが壊れてしまえば修理や買い直しが必要になりますよね。
そこで風対策をしっかりと行い、イベントテントを故障から、人を事故から守ることが重要です。
イベントテントの風対策
風対策としてテントを地面固定することなので、固定の方法を紹介します。
Ⅰ.ロープとペグ
イベントテントを設置する際に、説明書にはしっかりとペグを打つようにと書いてあるはずです。
実際にイベントテントの足の部分に打ち込む場所があり、ロープを張ってペグを打つこともできます。アドテントフレームには、付属品としてペクが同梱されております。ペグを打つ際は、ペグの打ち方が非常に重要です。特に、ロープの使い方・ペグの打ち方を間違ってしまうと全く意味がありません。よくイベントテントからロープを引っ張り、地面と垂直にペグを打ち込む人を見かけますが、この方法は良くないです。
ペグは地面に垂直であれば、ペグは何の抵抗力もないので、上に力がかかると抜けてしまいます。そこで、ロープを張り、ロープに対してペグを垂直にして打ってください。ロープに対して垂直であれば、ペグに抵抗力が生まれ、上に力がかかっても簡単に抜けることはなくなります。
今までペグが抜けていた方は、ぜひ試してみてください。ただし、ペグを打つにはスペースがなく、ペグを打てない学校もある時はどうすると思われる方がいらっしゃるかもしれません。
実際に、ロープとペグはたくさんのスペースを使用するので、学校のグラウンドにペグを禁止にしている場合があります。そのような場合は、次に紹介する重石(おもり)を使用してはいかがでしょうか。
Ⅱ.重石(イベントテント用のウエイト)
先ほども紹介しましたが、学校によってはペグを打てないこともあるでしょう。そのような時は、重石を使うしかありません。当社では数種類の重石をオススメしております。
① 鋳物ウェイト
いわゆる鉄の重石(おもり)です。鉄の重石は、形や重さに種類があり、形としては丸や四角、重さは10㎏、20㎏、30㎏と分かれています。鉄の重石は鋳造品なので錆びてしまうことがあるので、メッキ加工を施しているのです。そのため簡単には錆びず、雨の日でも安心して使用することが出来るでしょう。鋳物ウェイトは、イベントテントの脚につけて、使用しますが、ウェイト自体が大きくないので、取り付けてもあまりかさばらない良さがあります。また、そのまますぐに設置できるという良さもあります。しかし、鋳物ウェイト本体が、最低10㎏なので、持ち運ぶ際は大変かもしれません。
② かんたんウェイトバック
かんたんウェイトバックは、水を使うタイプの重石です。水を使うウェイトバックは、水を入れて、イベントテントの脚につけて使用します。ウェイトバック一つに付き、水を10㎏まで入れることが可能で、4つの脚にそれぞれ付けることや二つの脚に付けることが可能です。かんたんウェイトバックの良さは鋳物ウェイトとは違い、現地にて水を入れるので、持ち運びに向いています。しかし、現地で水を使えない時は使えません。また、10Kgの水なので、結構な大きさのバッグになるのでスペースに余裕が合ったほうが良いかと思います。
このようにどちらも長所短所があるので、しっかりと運動会の会場に合った風対策をしてもらえると嬉しいです。
まとめ
イベントテントは風の影響を受けやすいので、『風対策をすることが重要である』ということがお分かりいただけたかと思います。
実際に風対策をすることでイベントテントの故障、イベントテントが飛ばされて人に当たるなどの事故を未然に防ぐことが出来ます。自然の力である風を侮らず、しっかりと風対策を行いましょう。
風対策は重要ですが、学校によってイベントテント用のペグや重石を使用できないこともあるので、しっかりとルールに従って対策をするようにしましょう。
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